レクリエーションのネタ探しにおすすめのサイト
レクリエーションの企画はかなり難しい
ほとんどの施設では毎日のようにレクリエーションが行われています。毎日同じレクリエーションだと飽きてしまうため趣向を変える必要がありますが、参加者全員が楽しめるレクリエーションを毎日企画するのは簡単なことではありません。「新しいレクリエーションのネタがない…」「参加者の半分しか喜んでくれなかった」「もっと簡単にできるレクリエーションはないの?」などレクリエーションの企画に悩んでいるスタッフも多くいます。
介護施設には認知症の人、目が不自由な人、耳があまり聞こえない人、車いすの人、発語が難しい人など介護状態がバラバラなため、すべての人に喜んでもらえるレクリエーションを企画するのが難しいのは当たり前のことです。自力で考えてもなかなか良いアイデアが浮かんでこない場合は、レクリエーションに関する書籍やサイトを参考にしてみましょう。
レクリエーションのネタが豊富に掲載されているサイトはいくつかありますが、その中でも「介護レク広場」は、「作る・書く」「考える」「身体を動かす」などの種類別だけでなく、人数別や準備期間別、実施時間別、イベントや経費別など条件を細かく絞り込んで検索することができます。
また、すぐに使えるレクリエーションを知りたいなら日本レクリエーション協会が紹介しているレクリエーションやゲームを参考にしてみましょう。頭や身体を使ったものから機能訓練になるものまでさまざまなレクリエーションが紹介されていますが、すべてのレクリエーションには必要な人数や準備するもの、ルールや進め方のコツが詳しく記載されているため、状況に合わせたレクリエーションを探している人におすすめです。
レクリエーションを企画するためには
レクリエーションは参加するすべての人が楽しんでもらえるよう要介護度に合わせて企画することは当たり前ですが、楽しんでもらうためにはレクリエーションの内容を充実させるだけでは不十分です。面白いと感じてもらえるかどうかは内容だけでなく司会者の力量も大きなポイントです。レクリエーションの企画内容が面白くても司会者の進行がつまらなければ面白味は半減してしまいますし、反対に内容がいまひとつ面白くなくても司会者の進行次第でつまらないものが面白いものへと変わることもあります。では、どんな司会が最適なのでしょうか。
テレビ番組を思い出してみてください。司会に慣れた芸能人と出て来たばかりの若手芸人ではどちらの方が安心して見ることができるでしょうか。不安な顔で進行する若手芸人よりは自信を持って堂々と進行している、司会に慣れた芸能人の方が安心しませんか。司会に不慣れだと滞りなく進行するのに精いっぱいになってしまうため、参加者を置き去りにしたまま進めてしまいかねません。滞りなく進行することも大切ですが、まずは参加している人に楽しんでもらうことを第一に考えましょう。