楽しくレクリエーション!

レクリエーションの参加を拒否されたら

介護レクリエーションを知ろう当サイト「楽しくレクリエーション!」では介護の現場に欠かせないレクリエーションについて、種類や与える影響などを詳しく紹介しています。レクリエーションはそれぞれの要介護度に合わせて行うことができるため、程度にかかわらずどなたでも参加可能です。

参加を拒否されてしまった場合は

レクリエーションを拒否する人もいる

さまざまな効果が期待できるレクリエーションですが、参加者の中には「そんな幼稚なことはやりたくない」とレクリエーションをやりたくないと拒否する人もいます。幼稚な内容に思えてしまうかもしれませんが、身体機能の維持や認知症の予防に効果がある内容のため、なるべくならレクリエーションに参加してほしいところですが、それが難しいようなら、まずはその人の「人となり」を詳しく知ることからはじめましょう。「どんな人なのか」「これから何をしたいのか」などのニーズを探し出すことで何が足りないかが見えてくるので、まずは情報収集をしっかりと行いましょう。

レクリエーションを拒否する人もいる

「興味・関心チェックシート」を活用する

情報収集するにあたってぜひ活用したいのが、作業療法士協会がホームページ上で公開している「興味・関心チェックシート」です。
これは、「自分でトイレに行く」「自分で食べる」「自転車屋車の運転」「孫の世話」「書道」「体操」「ダンス」「畑仕事」「旅行」などの生活行為をできる・できないにかかわらず、「してみたいこと」「興味があるもの」をとにかくチェックしていく、というものですが、このチェックシートで、何に興味があるのかを把握することができます。
チェックシートはまず、記載している生活行為ひとつひとつを「実際にしているのか」「してみたいか」を聞き取ります。このとき「実際にしていない」「してみたくない」と答えるようなら、「では興味がありますか」と聞き方を変えてみましょう。一通りチェックシート記載されている生活行為について聞いたあとは、チェックした項目について深く掘り下げたり目標を設定します。たとえば、「読書」を「してみたい」と答えた場合、「どんな本を読みたいのか」を深く掘り下げたり、「料理」を「してみたい」と答えた場合は「皮をむく」「包丁で切る」など段階ごとに目標を設定して少しずつクリアできるようにしたりなどすることで、レクリエーションに対して前向きに取り組めるようになります。

チェックシートを活用するメリット

何といっても大きなメリットは質問の内容が統一されているため、どのスタッフでも聞き取ることができるということです。また、「やってみたいことはなんですか」と漠然とした内容を質問されるのではなく項目ごとに内容を深く掘り下げながら聞いていくため答えやすく、本人さえも気づいていないような潜在的な希望を引き出したり会話自体を広げたりすることができます。

その人に沿った声かけをする

レクリエーションに拒否反応を示している人でも、その人の人となりにそって声かけをすることで参加してくれる可能性もぐっと高まります。そのためには、チェックシートから見えたニーズを実際の行動に移す必要があります。たとえば、「料理」に興味があるのなら、「野菜の皮むきからはじめてみませんか」や「包丁を握るために手のリハビリをしてみませんか」など具体的な内容を声かけすることで拒否反応も薄くなり、レクリエーションに参加してくれるようになります。